標題:
サルバトーレフェラガモ
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作者:
rehyr5e3vfqw
時間:
2014-7-23 18:31
標題:
サルバトーレフェラガモ
「まあ、小鳥の一匹や二匹、寛大に許してやろうというもの。で、さっきの話の続きだが」 頭上でちゅんちゅん、小鳥が鳴くに、マルクスは嬉々としてゲオルクを見つめるが、一方でヨーゼフ、われ関せずと黙っているかと思いきや、立ったままうつらうつら、頭が船を漕いでいる。
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「ヨーゼフ!」 と一喝、はっと目覚めて、何食わぬ顔。「話はちゃんと聞いておりました、班長殿。たしかにわれわれはオブゼンタル王国の兵士であります。王のご命令とあれば、欣然として死地へも赴きましょう――あれ、班長、いつの間に髪飾りなどおつけになられたので?」「髪飾りではない。鳥だ。鳥が止まっておるのだ。こいつめ、首を振っても落ちぬようしっかり捕まっておる。あとで捕らえて食ってやろう」「班長の非道!」 マルクスの悲鳴、その無骨な目にうるうると涙を溜めるに、ゲオルクは心に影が差し、もはや諦めた顔でとぼとぼと歩き出す、その頭で灰色の小鳥が左右に揺れ、うれしげに鳴けば余計に落ち込もうというもの。http://www.longchamp.akka-alinda-turkey.com「痛い、痛っ、ええい、離れんか」「ああ班長、動いちゃだめですっ」「うるさいぞマルクス、ええい小鳥風情がおれの肩を占領しよって。あまつさえおれの頬を突くとはなにごと、うまい飯にでも見えたか無能なる猛禽め」vivienne 財布 マルクスは両腕を宙へ突き出し、ああと嘆きのなか、知らぬ顔でゲオルクは肩を振って鳥を追い払うが、その小鳥、からかうようにゲオルクの頭頂へひょいと。
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「かわいいなあ」 とマルクス、頬を緩めて、もはやゲオルクの言葉など聞いていないよう。 ううむとゲオルク、腕組みして顔をしかめるのに、童顔が幸いしてあまり深刻さは現れぬ。
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視線だけを上げてもまだ見えず、眼球が痛むほど頭上をにらむゲオルク、やがてはあとため息ひとつに諦めて、
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「あ、こいつめ」 ぐいと顔を上げれば、頭が後ろへ動いて鳥は見えぬ、髪にしっかり捕まる感触はあるのだが。
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「い、いいなあ、班長!」「よくはないが」 とゲオルク小鳥を振り返れば、小鳥のほうでもゲオルクを振り向いて、短い尾を振り振り、ちいさな目が爛々と輝いているのに、嘴がゲオルクの頬を突く。
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小鳥はちゅんと鳴き、ちいさな羽ばたき、廊下へ入り込んだかと思えば、マルクスが目を輝かせる先、ゲオルクの肩にちょこんと止まって、やはり小首をかしげるよう。
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とは言うものの、また視線は窓の外、なんぞあるのかとゲオルクも覗き込めば、どこにでもいるような、色鮮やかでもない灰色の小鳥、細くちいさな二本足で窓辺へ立って、小首をかしげるようにこちらを見ている。
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