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作者:
3632825hcn
時間:
2014-7-14 18:02
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「覚悟は悪くありませんね。 ですが」 とん、とヨアヒムくんの踵が馬体を打つ。 今にも振り抜こうとしていた僕の剣の下から、半歩。
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「馬に見切られた!?」 そして、今から切り返す事も、「若年ながら、馬の扱いだけはソフィア姉様にも負けません」 飛びずさることも、間に合わない。「貴方程度では」 矢がつがえられる。「ソフィア姉様に仕える事は出来ません」 狙いは僕の眉間。「死になさい」「止めます!」 ギリギリ拳一つ分程度の光の壁が、僕の額の前に現れる。 ルーの作った防御魔術、だけど短時間で連発したせいか見てわかるくらいに不安定で今にも消えてしまいそうだ。「……っ!」 そんな防御魔術だけど、ほんの少し矢の軌道を反らして、身を捩る隙が埋まれた。 無理な動きは、身体のあちこちに痛みを走らせるけど死ぬよかマシだ。「返ずぞ、一打」「クロ!」 ここにきて始めてヨアヒムくんの声に、厳しさが含まれた。 器用のに、その蹄で聖剣を踏みつけてくる。「本当に馬なの!?」http://www.paulsmith.palletsplasticos.net 勇者の力を使って動き出した瞬間を狙われ、足に力が溜まっている。 次の一拍があれば、足に溜まった力が地面を蹴り速度を生み出すけど、この瞬間に限ってみればその力が重りになり、速度を生み出せない。シャネル 化粧品 それに対して綺麗に力の乗った矢は、細腕で投げられたとは思えない勢いで、「だけど、死にはしない!」
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とにかく頭と喉に向かってくる矢だけは避ける! その覚悟だけは決めて、僕はヨアヒムくんに向かって、手足に矢が刺さる事を顧みず踏み込んだ。
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巨大な馬が半歩だけ動くと、僕の剣はただ地を打つ事になった。 切っ先が皮一枚裂いたものの、馬体からは血の一滴も出ていない。
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「今っ……!」 速い、けど今なら矢筒から矢を取り、矢をつがえ、狙いを付ける所で剣を振れるはずだ!
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「僕の矢は、貴方ほど遅くありません」「冗談でしょう!?」 ルーの悲鳴、ヨアヒムくんが手を振れば五矢が僕に真っ直ぐに向かってきていた。
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「全て、止めます」 二矢、ルーの炎に気を取られ、集中力を欠いたマゾーガの戦斧にぶち当たる。 一矢、ルーの炎の中心を一直線にぶち抜く。
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マシンガンを撃ちまくるような轟音と共に、その全ての工程が一瞬で終わる。 だけど矢が尽き、これで一安心。 そう思った瞬間、まるでテキサスのガンマンが早撃ちするようなスピードで、背中の矢筒に両手を伸ばす。
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