標題:
ナツメはシンを見て言った
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作者:
Gughkitewj
時間:
2014-7-10 15:38
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ナツメはシンを見て言った
カゲートが微笑む。「ありがとうございました」 ナツメが言い、傍らの少年ヒトハも頭を下げた。
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穏やかなカゲートを見ながら、シャギルはこぼした。「ということは、この方たちがアイサと力の火を封じたのですか?」
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「いえ、あれはもともとアイサのものなんです。それを借りていたのは僕の方です」 シンは困ったように言った。
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ナツメはシンを見て言った。「そうでしたか……それは、お礼を申し上げなくてはなりませんね」
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カゲートはおっとりと答えた。「アイサと俺達は、少なくともしばらくの間、ともに危険な旅をしてきた仲だ。それなのに何の挨拶もなくススルニュアに行ってしまうんだからな」
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カゲートは優しい笑みを浮かべた,
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。「クイヴル王……?」 ナツメはこれを聞くとその表情が変わった。 しばらくオスキュラの宮廷で暮らしているうちに、ナツメもジョヌ王女とクイヴル王の婚儀の噂は聞いていた。今になってナツメは、いつかアイサが大切な人を失ったと言っていたわけがわかったのだ。「ああ、そういうことか……」 ナツメはシンに目をやった。「あなたがクイヴル王シン様ですか……お目にかかれて光栄です。ところでカゲート様、報告は後ほどにして、私はこれで失礼してよろしいでしょうか?」「ああ、そうか、もちろんだ。ありがとう、ナツメ。疲れているところを悪かったね。ゆっくり休んでおくれ」 カゲートはいたわる口調でナツメに言い、ナツメは戸惑うヒトハを連れて客間を出て行った。「とても光栄と思っている様子ではなかったな?」 ナツメの後姿を見ながら、シャギルはそっとシンに囁いた。http://www.diesel.sebelresortnoosa.com「どんないきさつかわかりませんが、では、アイサのもとにヴェールが戻るよう手配しましょう」 カゲートは頷いた。ディーゼル 時計「ススルニュアまでですか?」 シンが聞いた。「ええ。距離についてはそれほど大したことではないと思います。ススルニュア方面にも私たちの出入り口はありますし、ススルニュアに詳しい者もいますから」
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ナツメは目の前の二人をまじまじと見た。「そうです。海の国からこの地にやって来たアイサに力を貸して下さった、クイヴル王のシン様とクルドゥリのシャギル殿だよ」
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カゲートは嬉しそうに言った。「この方がアイサ様に渡して下さったヴェールは、ヒトハを取り戻し、ここまで連れてくるのに大変役に立ったのです」
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