標題:
」「違います
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作者:
vyurmnvcdu
時間:
2014-7-8 13:12
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」「違います
26. 迫り来る闇
炎の槍が炸裂する瞬間。 凄まじい音を轟かせて、先の襲撃とは比較にならない規模の水蒸気が立ち上った。吹きつけるように広がった白い闇に、視界が閉ざされる。
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蒸気はすぐに晴れ、壇上に――無事な、三人の姿が現われる。彼女らを包み込むように、巨大な水の壁が覆っていた。
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気付いたアルディア王が激昂し、演台へ上がろうと足を掛ける。が、控えた兵士たちに四人がかりで抑えられた。
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「危険です、陛下!」「ええい、俺のこたぁどうでもよいわ!」「違います! 陛下が暴れると、街と民が危ないんです!」
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思う間もなく。 再度、遠方の闇に炎が灯った。 ――二撃目が来る。「調子に乗ってんじゃねえぇぞ、ド腐れがァッ!」
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なんだそりゃ、と流護が思う間もなく、二撃目の炎槍が直線を描いて飛んできた。 しかし今度は壇上へ到達する前に爆音を響かせ、空中で蒸気を上げながら霧散する。 ベルグレッテが対抗するように水の槍を放ち、炎の槍を迎撃していた。「姫、こちらに!」 そのままリリアーヌ姫を抱き寄せながら、素早く演台を駆け降りる。姉妹で姫を挟むように護りながら、三人は走り出した。「おいおい、えらいことになってんじゃねーか……!」 大混乱になって逃げ惑う人々をかき分けながら、流護もベルグレッテたちを追って走り出した。 二人の姉妹とリリアーヌ姫は、建物の隙間にある狭い路地へと駆け込んだ。 街灯もなく、両脇の建物と表通りから漏れるかすかな明かりだけが、辛うじて三人を照らしている。「姫。暗く汚い場所ですが、お許しください。この暗さなら、敵に狙い撃たれることはないはずです」 周囲を慎重に見渡しながらクレアリアが言う。「ええ、わたくしは大丈夫よクレア。ありがとう」 辺りの闇を払拭するかのような明るさで答えるリリアーヌ姫。「この道を通って、なんとか城までいきましょ」http://www.gucci.sebelresortnoosa.com 人垣からも、安堵の声が漏れる。(……無事か!) ほっと胸を撫で下ろす流護だったが、(でも、どうなってんだ? 今――)グッチ 長財布 三人とも、飛来する炎の槍には気付いていなかった。 そんな状況で、クレアリアはどうして水の壁を展開でき――
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「く……!」 風圧を受け、流護は思わず顔を庇って手をかざす。(……水蒸気、ってことは――)『――チッ』
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通信に乗って、クレアリアの舌打ちが響いた。『くどい、下郎が――!』 続く、凛としていながらも怒りに満ちた彼女の声。
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