標題:
キアラは庭先に目を凝らした
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作者:
gfdre0vfzmf
時間:
2014-7-8 12:36
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キアラは庭先に目を凝らした
3.グード⑥
「アイサ様、私はこれで」 決意の決まったグードの様子を見て、セキオウが立ち上がった。
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カムシンはぼんやりと言った。「セジュと言うらしい」 キアラは暗闇を見つめて答えた。「おとぎ話かと思っていた……だが、本当なのか?」「それは……誰も訪れたことのない国だからな。シン様以外は」「クイヴル王が?」 驚くカムシンにキアラは頷いた。「キアラ様……あの方が冗談で仰っているとは思えません。ですが、そんな国があるのなら、やはりその国もクルドゥリのように、いつかは私達の前に姿を現すこともあるのでしょうか?」 ラドゥスが言った。「いつかは、そうなるかも知れんな……お前をよこしたんだな、シン様は」「はい。必ず、無事にアイサ様をお連れするようにと。そして、シン様はアイサ様にご自分の剣をお預けになりました。今はシン様が、アイサ様の剣をお持ちのはずです」「おいおい、剣がどうしたって?」 口を挟んだカムシンだったが、キアラの真剣な様子を見て口を噤んだ。 キアラはカムシンには構わず、ラドゥスに詰め寄った。http://www.gucci.rezzpond.com キアラに詰め寄られたラドゥスにさっさと助け船を出すと、アイサは部屋を出た。「ちょっと、アイサ様、お待ち下さい」ドルガバ 時計 メンズ キアラが慌ててその後を追う。 しかし、庭に降りたアイサは夕闇の中にその姿を消していた。「どうなっている?」
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「またって……ラドゥス、アイサ様は、どこに行かれるのだ?」「いやあねえ、キアラったら。人の心の機微の勉強に決まっているじゃないの」
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キアラは庭先に目を凝らした。「あそこだ」 ザインが指さした。 キアラの目に、塀を越える人影が一瞬見えたような気がした。
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「じゃ、私も」 アイサもそれに続く。「アイサ様、どちらへ?」 ラドゥスが後を追った。「おい、また出かけるのか?」
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カムシンの顔が輝く。「カムシンは仲間のところに行きなさいよ。自分の部隊をスウェインに任せて放りっぱなしというのはよくないわ」
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「ご幼少の頃から鍛えられているとお聞きしたが……」 キアラは答えた。「御幼少……か。知っているか? あの人は、俺が国はどこだと聞いたら、誰も知る者のない国、そこから来たのだと答えた。それは、実は、海の底にあるのだと。俺が笑ってすませようとしたら、信じても信じなくても構わないと言ったよ」
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「本当に逃げ足が速い。いったいどんな育ち方をしたら、ああなるんだ?」 カムシンが大きな溜息をついた。
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