標題:
恋は、自身のバッグからアイスを取り出した
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作者:
1959817afx
時間:
2014-7-3 16:57
標題:
恋は、自身のバッグからアイスを取り出した
「そんなわけあるかってんだ。……でも、確かに外は暗いよね。あと、今職員会議している最中だから、これから6時半までバンド練習すんなって」
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「さて。一応、私は買ってきた側、奢る側として、抹茶を食べるのはいいよね?」「お、おう」 僕の返答に続き、皆首を上下にふる。「ありがと。んじゃあ、イブリースちゃんは何がいい?」「……バニラ、お願いします」「いいんだよ? チョコ食べても」「で、でもご主人様が……」「そう。……じゃあバニラね。エリザは?」 今度はエリザに選択権が与えられた。……僕は最後ですか、そうですかそうですか。「……じゃあ、ストロベリー頂戴?」「いいよ。はい」「ありがとう」 そして、選択権は僕にうつる。「ちっ」 今この人舌打ちしたよね? 開始1秒で舌打ちしたよね?「……なんでお前は開始1秒で舌打ちするんだこら」「何でお前にチョコあげないといけないんだ……」http://www.mcm.fishshootstalk.com「誰から?」「教頭先生から。……まあ暇なんだよね、本当。皆は私が5時半くらいに帰したし」「じゃあお前今まで何やって……」MCM 店舗「作成したものの片付けとか、教室の掃除とかね」 確かに今日は掃除なかったな。それに、掃除担当の部活が部活ごとの発表の練習をしているため、どうしても掃除に手が回らないそうで、恋はそれをしてくれていたんだろうな。……流石、文化祭実行委員長。
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恋は、自身のバッグからアイスを取り出した。チョコ、ストロベリー、バニラ、抹茶の4種だ。ここはバニラ以外を取りたいところだが……。
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*** 2回位通してやって、ダメなところをパートごとに一人で地道に練習し、30分程度して皆集中力が切れてきたのでまた一度合わせ、の繰り返しで、時刻はどんどん過ぎていき、この部屋にも明かりが灯り、気がつけばもう夕方6時を回っていた。
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「怖かったのか?」「……へ?」「だから、お前めちゃくちゃガクガクブルブルって震えているからさ、もしかして……って思って」
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「よくそれで30分も時間つぶしたな」「まあね。……あ、そうだ」「ん?」「アイスの差し入れでーす」
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「おおおおっ!」 一同の歓声が上がる。だが、僕はそんな歓声など目もくれず、そのアイスにまるで野獣の眼光のように目を光らしていた。
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「お、遅れました! 失礼します!」 恋の声が聞こえた。ふとドアが開いたので、その拍子に廊下の方を見てみたのだが、廊下が真っ暗なのがわかった。確かに、恋の表情にも怖さが伺えた。
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