標題:
努めて真弥の方を見ないようにしている
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作者:
jghfhttTci
時間:
2014-7-1 17:01
標題:
努めて真弥の方を見ないようにしている
「それをあんたが訊いてどうする?」 二つ目のサンドウィッチを咀嚼しつつ、煌侍は目付きをスッと鋭くする。
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「今から飯食うんだ。邪魔だからどっか他んトコ行けよ」 再び先程のうつ伏せ状態に戻る煌侍。努めて真弥の方を見ないようにしている。「何の用だ?」とも訊かないし、彼のその姿は完全に真弥の介入を拒否している。これでは、「またまたぁ、本当は嬉しいくせにぃ。こんなアイドルと接近出来るチャンスなんて滅多にないわよ」とか言おうと準備していた台詞が、すっかり行き場を失ってしまった。こんなに邪険に扱われて、普段の彼女の周囲からの扱いとのあまりの落差に、真弥は腹を立てるよりもなぜか新鮮さを感じてしまい、この場から離れ難い思いにかられていた。目の前で完璧に彼女の存在が眼中にないこの野郎に、抑圧し切れない興味が湧いて来た。
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「あの、さっきのさ、あたしのボディガードさんをバーンってやっつけちゃった時に言ってた『ウチの技』って何?あれで全然本気出してなかったって本当?」 「あんたが知る必要はない。関係のないこった」と、口の周りに付着したミートソースをナプキンで拭う煌侍。http://www.cafepositive.com それからそのまま5分ほどして、煌侍が先程注文したミートソーススパゲッティとアメリカンクラブハウスサンドウィッチとチャーハンとコーンポタージュスープが一度に運ばれて来て、テーブルの表面を覆い尽くしてしまった。視界に広がる光景の凄まじさに、目が点になる真弥。ミズノサッカースパイク 「すっごい、何これ?これ全部あなた一人で食べるつもりなの?」 「それ以外に何がある。後で紳佐に払わせるからいいんだよ」
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大口を開けてサンドウィッチに噛み付く煌侍。 「紳佐?ああ、あの銀髪のメチャクチャ背が高い美形の人ね。付き合いとか長いの?」
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「え?別に。深い意味はないけど……」 「なら訊くな。知りたければ紳佐に訊け」 続いて、スパゲッティを盛大に吸い込み始める。どうしてだか気持ちが焦る真弥。
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と、急に煌侍の背に当たる太陽の温もりがさえぎられてしまった。不機嫌丸出しで顔を上げた彼の視線の先には、なぜだか藤松真弥(ふじまつ まや)が微笑みながら立っていた。あからさまに嫌そうな顔を見せる煌侍。
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「ねっ、お向かいに座っても良い?」 沈黙が10秒間ほど流れた。 「このオレの今のツラを見て、よくそんな事が訊けるな」
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「あれっ、『どうぞどうぞ』って言ってるんじゃないの?」 おどけてそう言いながら、まんまと煌侍の正面の椅子を占拠してしまった真弥。
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