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作者:
7616917kbo
時間:
2014-6-30 20:47
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「で、俺が玲子さんの後ろを付いて歩いているときにふと横を向いたら裏路地への通路があって覗いてみたら、そこは不思議なラーメン屋さんでした」
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「で、その訳のわからん店に一人で入るのには気が引けるが気になるので、食ったこともないのにうまい店があると俺を騙して連れてきたわけね」
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「ばったりか ?」 話し始める巌を遮るように言う甲太郎。「ああ、ばったりだ」「後ろからつけてたんだな」
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「いや、ばったりだ」 突如始まる謎の問答。「まあ、それはいいとしてだ」 そして、巌が手のひらをぱちんと合わせて話を早々に切る。
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甲太郎の目線の動きからしてそれらを眺めているのがわかる。「ていうかよ、よくこんな探してみろといわんばかりの場所にある店を発見したな」
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続きの経緯を説明する巌に続き、言葉を遮り代弁するように話し始める甲太郎。「もう……ちょっとぉ……かかるからまっててねぇ」 突然そんな二人の座っている真横からしわがれた、生気の感じられない枯れ木のような震えた途切れ途切れな声が聞こえた。そして、二人の前に、ことりと小さく机を鳴らし、小さなガラスのコップが置かれた。ガラスの中にはすっきりと透き通り向こう側の覗ける水と端の溶けた下は角の尖った正方形であったろう氷が2つ。二人が目線を真横へ向けるとそこには一人の老人男性が立っていた。つるりとした髪の毛一本無い頭に口元と顎から伸ばされた長いまるでサンタクロースのような真っ白い髭、細い体つきの体格に古めの真っ白なコックコート、年相応に曲がった腰に目を細め柔和な笑みを浮かべている老人である。「ああ、ども」 巌がその存在に気づき、ぽつりとお礼を言い、甲太郎も頭を下げ会釈する。甲太郎が水の入ったガラスのコップに口をつけ、水を少しだけ口に含んで飲み干す。http://www.bottegaveneta.comparereplica.com「とにかく玲子さんに会って荷物が一杯で持つように頼まれたんだ」「あいつも体よく扱うな、可哀想に」chloe バッグ そんな巌の言葉にため息をつきながら言う甲太郎。「確かにスイカとかキャベツとかが5玉位はキツかったが、恐らく服や下着の入った袋も持つことができたしそれはそれで……」
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「あー、ああ……」 少し照れくさそうな巌に甲太郎は多くは語るまいと言ったような感じで言葉に表しにくそうにしている。
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甲太郎がラー油の入った小瓶を手に取り指で弄《いじ》りながら巌に問いかけた。「この間玲子さんにばったりと出会ってな」
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