標題:
心を読まれている
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作者:
gewkwgwey
時間:
2014-6-30 11:03
標題:
心を読まれている
今更ながら、刀身が自分の心臓近く? に突き刺さっていることに気付くと共に、前の方からモーター音が聞こえ出した。 反射的に目を向けると、そこには電気車椅子に乗った壮年の男性。 太く濃く長い眉に、強い意志を感じさせる大きな目。 少々無骨な顔に、無造作に肩まで伸ばされた黒髪。 全てが真っ白なスーツ。 ノートパソコンが二台収納されている電動車椅子。 色々と目を引くところがある男だが、なにより気になる所があった。 それは喉元。 そこには、よく死ななかったなと思うほど酷い傷跡があり、まともに喋れなさそうに見えた。 その男が電動車椅子に取り付けられているノートパソコンを打つ。 すると、 「「初めまして黒樹夜衣斗」」http://www.ferragamo.szepablak.net しかも、背中にも違和感を感じさせている。 貫通……しているのか? オウキの腕を越え、俺の肉体も簡単に貫いて?ロンシャン オウキの腕の向こうに見えるのは、三対の白い翼。 それがオウキの腕にくっ付くように止まっているので、白い翼の正体は鍔だとわかったが……まずい、まずい!
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人工音声か? そう思った瞬間、 「「正解だ」」 そう俺の心の中の言葉(・・・・・・)を肯定する人工音声。
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ぞわっと一気に全身の毛が逆立った気がした。 心を読まれている!? 誰だ! 周囲を確認するために、勢いよく立ち上がろうとした瞬間、オウキの両腕が勝手に具現化し、俺を庇うように腕をクロスさせた。
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防御具―― オウキの防御具現に驚くより早く、俺の胸になにかが刺さった。 う、嘘だろ…… クロスしているオウキの腕がちょうど重なっている部分から、細長の両刃刀身が飛び出し、俺の胸に深々と突き刺さっていた。
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だが、ヒーラーサーバントとオウキの腕は、四発の銃声と共に霧散化してしまう。 くそ! 刀身に両手で挟み込み、なんとか抜こうとして思い留まる。
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このまま抜けば血が一気に吹き出し、瞬く間に出血死しかねない。というか、胸のこの位置って……心臓の上じゃないか!? いや、即死してないってことは、外れているのか?
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セレクト! ヒーラーサーバント! 部分具現化でヒーラーサーバントを出し、同じく部分具現化しているオウキの腕は俺から剣を抜こうと前に動こうとする。
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「「教えてやろうか?」」 は? 没頭していた思考を遮るように、妙に耳に入る声が聞こえた。 意識せざる得ないほど特徴的なその声は、抑揚がなく機械的。
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