標題:
「大丈夫だって
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作者:
dgx9gfygb
時間:
2014-6-26 09:05
標題:
「大丈夫だって
エドと名乗った男はショーンの前まで来て会釈をした。 ショーンは彼に挨拶をする。「『視えた』か。相変らず凄いな、盲目の魔術師は。エド、久しぶり。シドゥリは変わってないか?」
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そんな二人(一人と一匹)にショーンは「落ち着け」という風に手を向けた。「彼はシドゥリの護衛兼使いだよ。シドゥリが数年前に都に呼ばれた時に会ったことがある」
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「どうしたの? ウヅキ」 ウヅキは若干毛を逆立たせている。怯《おび》えている…いや、何かに警戒しているような。
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ちなみにシドゥリとは魔術師の名前らしい。「お久しぶりです、ショーン様。エドです。シドゥリ様が、貴方たちのことが『視える』と仰《おっしゃ》いましたのでお迎えに上がりました」
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第三十八話:盲目の預言者
[第三十八話:盲目の預言者] 魔術師の家の前に着いた頃からだろうか。 玲菜の持つペット用の籠《かご》の中で寝ていたはずのウヅキが急に騒ぎ始めたので、玲菜は籠からウヅキを出して抱っこした。
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訊かれて気まずそうに答えるエド。「それが……シドゥリ様は最近お体がすぐれなく。ほとんどの時間はベッドで過ごされています。本日は体調が良いので大丈夫ですが」 そう言って三人を誘導してきた。 彼のあとをついて歩きながら、レオは疑問に思ったことを一人で口に出す。「盲目なのに『見える』?」 何か超能力のニオイがする。 似たようなことを感じた玲菜はレオに質問した。「レオは魔術師さんと会ったこと無いの?」 四賢者の内、技師のマリーノエラとも医師のホルクとも知り合いのようだった。もしかしたらそれは皇子だからかと思っていたのだが。http://www.diesel.stella-project.com 言っている途中で、魔術師の家のドアが開いて中から一人の大男が出てきた。男は茶色いローブをまとっていて、フードで目元を隠している若干怪しげな人物。diesel バッグ 背の高さはレオを超す2mくらいはありそうで。男が近付いてくるとウヅキは更に毛を逆立てたし、レオも刀を抜きそうな体勢になる。
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そんなことはさておき、警戒するウヅキとレオにショーンは笑いかける。「大丈夫だって。シドゥリは年齢こそ不詳だけど、怖い魔女とかじゃないし。別に魔物がいるわけじゃ……」
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「妙な気配を感じ取ってるんだろ」 そう言うレオは腰に差している刀に手を添えている。彼はいつも装備している刀の他に、先日受け取ったシリウスの剣まで装着していて、短刀を合わせると計三本の刀剣を所持していた。見た目はカッコイイのだが、少し重そうだし手入れの様子などを見ると面倒そうだ。
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