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作者:
9732104dla
時間:
2014-6-25 23:24
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「あん? 大安吉日、とかか?」「いや、そういうんじゃなくて」 サトルが漫画を伏せて、顔を上げた。
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「そんな大げさなイベント事じゃなくて、さ」「わからんな。なんだ?」「たとえば、十三日が金曜日だったら『おっ』って思わない?」
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視線をスライドさせ、時計の横、カレンダーをぼんやり眺める。「サトル?」「んー?」 見なくてもわかる。サトルのこの気のない声は、漫画から目を離すことなく返事をした証だ。
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「暇だ……」 ぐでっと脱力したまま壁にかかった時計を見る。 午後二時である。 だからなんだ。
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「じゃあ、閏年の二月最終日とかか?」「ああー、近いかも?」「まさかバレンタインとか、クリスマスとか言わないだろうな」
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サトルが僕のベッドの上で漫画を読み、僕は床に座り、ベッドに寄りかかってゲームをする。 しばらくそんなこんなで過ごしていたのだが、いいかげん飽きて僕はコントローラーを放り出した。
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「んー、十三日の金曜日ねぇ。俺はあまり思わんな。母親が毎日ジェイソンマスク被ってるからかなぁ……」「へー……」「…………」「……えっ!?」◆◇◆ 然る休日。 僕らはサトルの家の居間で、ソファに座ってテレビを見ていた。 サトルのお母さん(ジェイソンマスク着用)が出してくれた紅茶のカップを傾ける。 もう何度かサトルの家に来ているが、玄関を開けて迎えてくれるのは、ほっそりとした身体にふんわりとしたスカート、白いエプロン、ジェイソンマスク。 地味に怖いうえ、意味が解らない。と思うが、決して口には出さない……出せない。 サトルと揃ってテレビを見る。CMが終わり、番組が始まった。どうやら再放送のようだ。番組タイトルがでかでかと表示され、思わず僕はそれを読み上げていた。「十七人大家族……愛の貧乏脱出大作戦、かぁ。定期的にこういうのやるよね」「ああ、毎回思うのだが」「うん?」「貧乏脱出って、そもそもそんなにつくらなきゃいいのでは……?」「まぁねぇ……」http://www.sunglasses.emecomachines.com 呼びかけたものの、たいした話題もないので別にいいのだけど。とりあえず僕は何となく思いついたことを話す。オークリー サングラス「カレンダーを見てさ、ちょっと嬉しくなる日って、あるよね」 自分で振っといてなんだが、実にくだらない話題だ。が、暇なのだ。
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6.サトルくんチの家庭事情。
去る休日のこと。 僕の家に遊びに来たサトルと、ダラダラ部屋の中で暇をつぶしていた。
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