標題:
「え、ああ
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作者:
ert4d0hgudt
時間:
2014-6-25 21:57
標題:
「え、ああ
「へえ、凄いのね。発信だけじゃなくて受信も広範囲なの」 矜華は暢気にそういうとクリスの隣に腰掛ける。
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「お姫様? 私のこと?」 うんうんとクリスは首肯する。彼女は人を呼ぶときに名前ではなく、彼女特有の渾名でその人物を呼ぶ癖がある。例外的に、セレンのことだけはメトディウスと呼ぶが、彼女にってはメトディウスというのは本名ではなく通り名や偽名のようなものと認識しているのだろう。
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「助けてくれるの? ダメなの?」 クリスは泣きそうな声でふたたび矜華に声を掛ける。縋るようなその声色に矜華は不思議と親近感を覚えた。
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「――ねえ、お姫様。私達を助けてくれる?」 クリスは狭いベットで器用に横たわりながら、物怖じせずに矜華に声を掛ける。
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「ありがとう、お姫様。おやすみ、メトディウス」 屈託のない笑みを浮かべ、矜華はクリスに応えた。その力強い応えに安心したのかクリスは目を閉じ、再び深い眠りへと堕ちていく。
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だが、矜華がいる。たとえ、この世界のすべてが敵でも彼女に敗北はない。問題は彼女自身にはその自覚はないということだ。彼女ただ愚直なまでに匡輔のためを願い、そのために力を手に入れ、匡輔のためだけに力を振るう。それ以外の動機など彼女にはありえない。だからこそこうして、メトディウスは頭を痛めているのだ。
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矜華はベットから立ち上がると、考え込むように目を閉じ、決意を固める。辛い決断だが、仕方がない。ここでこの童女を見捨てては胸を張って匡輔のところに還れない。そうだ、多少再開が遅れようとも、他人のために力を使おうともここで私が成した事を知れば匡輔はきっと私を褒めてくれるはずだ。「――匡輔、少しだけ、少しだけ待たせるけど必ず貴方の元へ私は還るわ。だから、待っていてね、私の最愛の人」http://www.hermes.istanbulescorthatti.org「悪くないわ。悪くない、いやむしろ良い! 私がお姫様なら、匡輔は王子様よね。えへへ、そうなら最後は……そういうことになるわよね、ふふふ」グッチ キーケース よほどその呼び名が気に入ったのか、矜華は完全に自分の世界に入り込んでしまう。セレンとクリスは完全に置いてけぼりだ。
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「え、ああ。安心して、素敵な渾名をもらったし。貴方のために力を使いましょう、その煩い連中は私がやっつけてあげる」
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