標題:
デイドリームウォーリアー
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作者:
nd789dtfabq
時間:
2014-6-24 21:18
標題:
デイドリームウォーリアー
目の前に、陽炎が目でないほどに空間が揺れる衝撃が、迫る。「――ッ」 衝突。体が吹き飛ばされた。背後にあった建物へ、とてつもない速度で近付いていく。
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もう、あと何秒持つだろうか。 早く。もっと速く。 メニューを操作し、画面を移動させ、目的のものを手の中に。
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右手でメニューを開きながら、声を張り上げて言った。「まさか、凌ぐつもりか?」「ああ」「無理だな。俺の攻撃の方が力は上だ」
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一番近いのは、召喚術師との勝負。次は二人のプレイヤー。次は燕。次はサンドフィッシュ。次はテンタクルカクタス。アカリ。リース。ファンタジーソルジャー。ファントムナイト。デザートオーガ。デイドリームウォーリアー。
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触手の回収にスキルの補正を掛け、後方へ引っ張られる肉体を支える。 背後の建築物が崩れる音を聞きながら、何とか止まった体を建て直した。全てを元に戻し、地面へ着地。本来ならもっと後ろへ吹き飛ばされていたんだろうが、光線と激突した後の一撃。軽く済んだみたいだ。 〈瞬間無敵補強剤〉により、殆ど無傷だった体を動かす。無理にでも足を踏み出し、青葉の元へ。 駆ける。「“〈大蛇の鎖〉”。魔眼、〈メデューサの瞳〉」 シノによる続けざまの妨害魔法。青葉に無数の大蛇が巻き付き、瞳が彼の体を縛り付ける。 デイドリームウォーリアーの右腕を具現。そして影を爆発させ、青葉のすぐそばへ接近した。「なるほど、どんなものでも絶対に耐える道具か……確かに、どれほど強かろうと何も関係は無いか」「お前が現実の力を振るうなら、俺は仮想の力を振るう。それだけのことだ」 振り被り、彼の顔を殴りつける。http://www.kalesafoods.com 実体化。「力なんて関係ねぇよ、青葉」「……?」「お前は、この世界がゲームだってことを忘れてないか?」グッチ キーケース 瓶を握り潰すと、小さな錠剤だけが手の平に残る。 もう、あと一秒保てるかと言ったところか。 光線を止め、薬を呑み込んだ。
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冷静に対処。両足をファンタジーソルジャーのものへと変え、影を纏わせた。 壁へ着地。しかし威力が大き過ぎたのか、すぐに壊れようとする。
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右腕をテンタクルカクタスの触手へと変え、近辺の建物の柱へ絡みつかせた。 〈スキルコレクション〉。
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駄目だ。ヒントになりそうなものなんて。 もっと前。 この世界がデスゲームとなる前の――。「シノ! この攻撃が終わったら、青葉を全力で拘束してくれ!」
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