標題:
まず、この国が滅ぶのは確定している」「なっ……
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作者:
gfxfwmkery
時間:
2014-6-24 12:15
標題:
まず、この国が滅ぶのは確定している」「なっ……
アリスの推測が正しいかどうかは、後で考えればいい。「話して欲しい」 俺が首肯してそう答えると、アリスは愉快そうに口の端を歪める。「そうね。まず、この国が滅ぶのは確定している」「なっ……!」 ゼムドが驚きの声を上げ、アリスの方を向く。 あまりにも簡単に彼女が言ったため、俺の方は反対に冷静に聞くことが出来ていた。「国は滅ぶ。だけど、人はあまり死なない。特殊なこの国の制度のお陰」 この国では多くの税金を納める商人が評議員として、国政を動かしている。 つまりはリブレイスに協力的な商人が評議員の席を占めれば。「既にジューダスは動いている。表の顔、大商人として『呪い付き』の知識を最大限に活かして。仮に長期的に見ても、恐らく止める事は不可能」「長期的な方が仮に?」http://www.viviennewestwood.metalli-preziosi.com「なんじゃ、お主知っておったのか」「断片的な情報しか私にもない。だけど、推測は出来る」 全員の視線がアリスに集中し、彼女が続きを話すのを待つ。ウエストウッド しかし、彼女は話すつもりがないらしく、黙り込んでいた。 そんなアリスにゼムドは言い難そうに髭を触りながら声を掛ける。
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ゼムドに促さるとアリスは考え込んでいたが、やがてこくりと頷く。「そうね。『監視』も貴方と敵対しては難しい。私も誠意を持って、現状は敵ではないことを証明しましょう。私の推測は貴方達の安全のためにも大事なはず」
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「本気よ?」 おそらくは協定の前、俺をリブレイスに勧誘した時のことを言っているのだろうが……俺はアリスの表情や仕草に注意し、意図を探る。
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「恩着せがましいわね」 両肘をテーブルに付いて手を組み、顎を乗せてアリスは小さく嗤った。 勿体ぶった言い方にシーリアは不快そうに顔をしかめたが、アリスはシーリアを無視し、此方を見て「どうする?」と言うかのように小首を傾げる。
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「監視をする方がアリスの利益になると?」 彼女はその通りと頷き、一度、飲み物に口を付ける。「ゼムドの話、私には心当たりがある」
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「お主も二人と敵対したのじゃろう。拙僧も殺されても仕方がないことをした。命令で敵対しないとしても、彼等に何かせんといかんのじゃないか?」
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「君は『呪い付き』の主、ジューダスの部下なんだろ?」「あら、貴方は『私達』に忠誠心なんてあると思っているの?」
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思い切ってアリスにそう問い掛けるが、彼女は平然と笑った。「今までは利害関係が一致していただけ。今は違う」
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