標題:
「・・・・どうしてよ
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作者:
dsfdmpydf
時間:
2014-6-17 18:18
標題:
「・・・・どうしてよ
「キミが悪いんだよ。僕との縁談を破棄してさ。前からあんなに言ってるのに。国にとっても良いと思うんだけど?」「国って・・。貴方のお父様の国でしょ?!私は国のために結婚したくないだけよ」「ふぅ〜ん」 ランディはシャンヌの目の前でぴたりと止まった。まじまじと彼女を見つめる。たじろぐ彼女に、彼は口を開いた。「ちょっと見ないうちに大人になったね、シャンヌ」「・・・・うるさいわよ」 ランディの自分を見つめる瞳に胸が高鳴り、シャンヌは顔を伏せた。嫌いなわけではなかった。幼馴染でもあり、歳も1つ上。顔もまずますかっこいい。ただ、そのしつこい性格を除いては。http://www.reutherkardopak.com「ここは<ゾーグ>。キミのラミア国とはちょうど反対側にある都市だよ。気に入った?」「気にいるわけないでしょ!バカランディ!!」ドルガバ「バカランディって・・・。僕の名はランディだけだってば」 にっこり笑うランディ。柔らかそうな薄い茶色の髪、淡緑色の瞳。飾りを押さえたガウンの下には、王子様らしくきっちりと正装していた。腰に剣も吊るしている。
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ランディは肩をすくめた。「兵士たちに頼んで連れてくるように言ったのに、それを返り討ちにしてくれちゃったから、僕のお小遣いが無くなってきちゃってさ」
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「ちょっとー!何なのよぉー!ここの責任者は誰ー?!」 豪華な部屋に連れて来られたシャンヌはわめき散らしていた。目の前には大きなソファとテーブル。綺麗に飾られた花。天井にはシャンデリア。窓からは広大な草原が見える。
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第54話
傭兵都市<ゾーグ> ラミア国とは正反対のマト・グロッソ高原の東に位置するかなり大きな都市である。<傭兵都市>と呼ばれているだけはあり、武力的地位は他に類を見ない。傭兵学校を卒業した多くの生徒がここで働いてもいる。
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そんな彼を見上げ、シャンヌはやや声を荒げて問うた。「・・・・どうしてよ?」「キミが断るのが悪いんだよ?」
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「・・・ここ・・・どこよ?」「<ゾーグ>だよ」 声はシャンヌのすぐ後ろからした。いつの間に部屋に入ってきたのだろう。目の前のまだ年若い男はシャンヌを面白そうに見下ろしている。
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「答えになってないわ」 きっと彼を睨みつけるシャンヌ。ランディはくすくすと笑いながらシャンヌの周りを歩いた。ふわりと甘い香りが部屋に広がる。ディランからはこのような匂いを嗅いだ事が無かった。
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戦争があるわけでもないのに、武力を強化して何か得があるのか―――他の国々の人はそう囁いている。 この地に、リビアとシャンヌの二人は連れてこられていた。
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