標題:
――それは、大きな蟹型の四季神だった
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作者:
mtyn8fhgidt
時間:
2014-6-14 08:14
標題:
――それは、大きな蟹型の四季神だった
「多分そうだろうな。大方敵の属性は火なんだろう」 そこで、全員が入り終わったのか、扉が閉まる音がする。ここからは、脱出不可能な、断罪を成功しない限り出られない密室のフロアってことか。 「何も、いねぇじゃねぇかよ」 誰かが、神が現れないのに耐えきれなくなったのか声を上げた、そのとき時、 突如、ダンジョン全域を揺るがす程の声が聞こえ、その直後に、神と思わしきものが天井から降ってくる。 「これが……」 全長は六メートル弱といったところで、鋭いハサミを持ち、背中には幾度の戦いをも乗り越えてきたかのように、あちこちに大きな剣や矢が刺さっているが、俺達に強固で貫くのは難しいと言っているように見える甲殻。 ――それは、大きな蟹型の四季神だった。 「怯むな!! 距離を置き、適切に対処するんだ」 四季神が現れ、少し焦りを見せていたプレイヤー達も、ウムラウトの一喝で冷静さを取り戻し、各自、自分のいるべき位置へと移動し、武器を構える。http://www.gucci.apiedelibero.net 「皆――、戦闘開始だ!!」 剣のボスフロアに突きつけ、プレイヤーに向かってそう掲げる。 それと同時に、防御部隊を筆頭に開き切った扉を抜け、プレイヤー達が次々と部屋に走り入って行く。ドルチェ&ガッバーナ 財布 俺もフロアに入った時に少し驚いてしまった。 今までのボスフロアも広かったが、ここは今までのフロアの数倍はあると思う。
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「それにしても、少し暑すぎませんか? それに、天井が光ってて眩しいですね」 俺も思ったが、ユウがそう俺に問いかけてくる。
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その言葉に、俺も含めここにいるプレイヤー全員が頷く。 「でわ――行こうか」 ウムラウトは、プレイヤーの間をかいくぐり、全員の前に出、扉の前に立つ。扉に片手を伸ばし、その片手で扉を開く。そして、片方の扉が開き切り、
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「四季神は、その名の通り、四季に合わせた形の神なんだ」 「四季に?」 「そう。今までの四季神は、『秋』と『冬』だったな」
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ウムラウトの言葉が一言告げられていくにつれて、プレイヤーの意識が高まって行くのが分かる。 「必ず、生き残って帰ってこい」
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ウムラウトがそう言うと、防御部隊のプレイヤーが全員無言で頷く。 それを肯定と受け取り、ウムラウトは言葉を続ける。
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そう言われ、俺は前に戦った四季神を思い出してみる。 白銀の狼は、冬ってとこか? 「ってことは、今回は『夏』ってところか?」
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「皆、攻略のために全力を尽くしてほしい。だが、無理はするな。この場にいる全員が無事本当の家に帰れるためにも……」
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