標題:
と、頭と肩を下げた
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作者:
vyurmnvcdu
時間:
2014-6-13 23:10
標題:
と、頭と肩を下げた
皮肉が全く通じていない。「……」 さらに、メイドのメリッサは呆れる。(お嬢様。そこは照れるでなく、なぜ罰なのよ。とツッコミが欲しかった!)
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「ふふっ。やはりきましたね、ジャック。このような銃を前面に押し出した大会があれば、必ずあなたはやってくると思っていましたよ。まさに、計算どおり……」
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後悔しながら、心の中で叫ぶメイドであった。(ああでも、はにかむお嬢様は可愛いので、全て帳消しです)
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窓から見下ろし、視線の先に映るのは、ペイントガンバトルの受付。 そこにいるジャックを映すカレンの瞳には、暗い炎の情念がともっていた。
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「そんな、付き合うだなんて、もう、メリッサったら」 なにより、メリッサの答えを聞いたカレンは、両手を頬に当て、一人で勝手に照れて悶えていた。
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「必ず、償わせてあげるわ……!」 力をこめ、拳を握る。くわりと大きく目を開き、その炎を握った拳にうつし、カレンはそれを、頭の高さに持ち上げ、宣言する。
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「そう、私の恋心という大変なものを盗んでいった、その償いを!」 むふー。と、鼻息荒く、カレンは得意げな顔をメリッサに向けた。
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いやんいやんと悶える主人を見て、すまし顔のまま、メイドもいやんいやんと心の中で悶える。「ともかくお嬢様。ジャック様が行方不明になって三ヶ月。執念の追跡劇も、これにて終了にございますね。見つかったのですから、さっさとあの方を捕まえて、ズバッと告白と参りましょう!」「そうですわね! 今度こそ、ジャックに、す、すすす、すまきにして、お前を一生奴隷としてこき使ってやると!」「……」「……」 客間に、微妙な沈黙と、冷たい風が吹きぬけた。 メイドは微動だにせず目を瞑り、お嬢様は顔を真っ赤にして、ううう。と、頭と肩を下げた。「毎回思うのですが、どうしてお嬢様は、そう肝心なときに自分から嫌われてしまうような発言を繰り返してしまうのですか?」 メリッサは笑顔のままだが、その笑顔の下から伸びる、呆れた視線が、カレンを刺し貫く。「うぐぅ……! し、しかたがないじゃない。恥ずかしくて頭が沸騰しそうになると、わけわからなくなっちゃうんだから!」http://www.gucci.metalli-preziosi.com「うまいこと言ったつもりなんでしょうが、それだとお嬢様とお付き合いするのが、罰みたいですね」 呆れたように、メイドは小さなため息をついて、そんな感想を漏らす。HERMES スカーフ 主人に対して無礼な発言かもしれないが、このフラーンクな距離感は、カレンも望んだものなので、問題はない。
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