標題:
第百五十七話 見えてきたものその四
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作者:
dgx9gfygb
時間:
2014-6-12 15:41
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第百五十七話 見えてきたものその四
「それです」「そうなんだ。それなんだ」「北朝鮮風は普通に噛みますけれど」 こう言い加えはする春香であった。
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「兄のそれは北朝鮮風でして」 この時代にも悪名を残している悪辣な独裁国家である。その卑劣さと醜悪さは人類の汚点、恥として永遠にその醜名を刻まれている。
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「誰でも嫌いだよね」「けれど冷麺の食べ方だけは」 違うというのである。「どうしても北朝鮮風がいいって言って聞かなくて」
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「兄は北朝鮮は大嫌いなのですけれど」「まああの国はね」 当然ながらセドリックもその国のことは知っていた。同時にその国を支持どころか賛美さえしていた当時の日本の学者やマスコミといった類の連中も非常に悪い意味で歴史に名を残している。具体的に言えば安江良介や筑紫哲也、朝日新聞、社会党といった連中である。
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第百五十七話 見えてきたものその四
「私の鋏を使うのは韓国風らしいんですよ」「春香ちゃんの国だよね」
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「兄はいつも噛まないで飲み込んでます」「日本のざる蕎麦と同じ様な食べ方なんだね」「そうですね。それです」
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「冷麺って日本のお蕎麦よりずっとコシがあるし」「はい、それもかなり」「緑豆使ってるからね」 何につけてもそれであった。冷麺のコシに秘密はそれであるのだ。「やっぱりね。凄いものになってるよね」「実際に消化にはあまりよくないです」 それは彼女も認めることだった。「どうしても」「けれどお兄さんはいつも冷麺はそうやって食べるんだ」「兄にはいつも言ってます」 ここで困った顔を見せてきた。「いつもそうして食べるのは消化によくないって」「あいつもあいつで」「注意されてるの」「お互い様?」 皆その話を聞いてまたひそひそと話をする。「それならもう」「一緒じゃない」「兄は何故いつもあの食べ方なのでしょう」 そのことに困った顔さえ見せてきた。「本当に止めて欲しいのですけれど」「まあそれはね」 セドリックはここでは彼女の言葉に答えなかった。あえて流すことにしたのであった。http://www.dg.rouasalaps.com「北朝鮮風っていうと?」「私が願掛けで今食べているやり方です」 それだと答えるのであった。「それなんです」gucci バック「その鋏を使わないで食べる」「はい。噛まずにそのまま飲み込む」 まさにそれだというのである。
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まさにそれだと答える春香だった。「兄の食べ方は」「それだと消化に悪くないかな」 セドリックは話を聞いていて本気で彼女に問うた。
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