標題:
順番に話してくれないか
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作者:
gfdiueeyem
時間:
2014-6-11 20:50
標題:
順番に話してくれないか
11thステージ
家にもどったアキは、眠ってしまったチョコを部屋にはこんでから俊雄とふたりで教授の部屋へと向かった。
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俊雄の言葉に教授は眉をひそめる。「ちょっとまってくれ。順番に話してくれないか? なぜ、そう思ったんだ? 俊雄」
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「教授!」 入るなり俊雄はおおきな声を出した。「なんだなんだ? 俊雄。いきなりおおきな声を出して」
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「教授?」 突然、教授が黙ってしまったので、俊雄は不安になった。アキも心配気にしている。 ふたりが心配する中、教授は何気なくアキを見上げると、口をひらいた。
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「俊雄君、わたしはニホンという言葉を聞いたことがあるような気がするって行っただけよ?」 アキはそう言って俊雄の言を訂正した。が、教授は逆に考え込んでしまった。
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だが、俊雄は食い下がった。「それだけじゃないんだ。アキは、日本を知ってる」 半分は本当で半分はウソだ。アキは、ニホンというのを聞いたことがあるような気がすると言ったのだ。
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突然のことに教授は、ため息をついた。だが、俊雄はそんな教授の様子にはお構いなしに口をひらいた。「教授! アキは、アキ達は俺たちと同じ世界の人間かもしれないぜ?」
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「アキさん。『ヴァルハラシステム』って、知っているかい?」 その言葉に、アキは絶句した。「…………ヴァルハラシステム…………シティ1stほか、各シティを統合コントロールしているAIネットリンク型コンピュータシステムです……」 結んだこぶしに力が入った。「……教授……なぜ? なぜあなたがその名を知ってるんですか?」 アキの問いに教授は答えなかった。「教授、なにを知ってるんだ! 教授教えてくれ! 頼むよ!」 俊雄も勢い込んでたずねる。 口の前で手を組み、眉間にしわを寄せながら、教授は考えていた。 話すとすればすべて話すことになる。そして、謎をとくことも可能だろう。 しかし……。「おねがいします! 教授、わたしは、わたしが……いえ、わたし達がなんなのか知りたいんです。たとえ、その問いの答えがわたしに絶望をもたらすとしても……」http://www.gucci.equi-connection.com おちついた声で制されて、俊雄はわれに返った。「あ、っと、ゴメン。教授……実は……」 そうして、俊雄は早苗とのことを話した。俊雄の話を教授は、考え込むようにして聞いていたが、やがて顔をあげると、口をひらいた。HERMES kelly「言いたいことはわかる。だが、それだけでは確証とはなり得ないだろうな。根拠としては少々弱い。おなじような思考形態を持った生命体なのだから、似たような発想をするかもしれんしな」
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