標題:
「わたしはっ、私は風見様が好きですっ
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作者:
gfdre0vfzmf
時間:
2014-6-3 08:50
標題:
「わたしはっ、私は風見様が好きですっ
リズや、キュウビや、他の誰かに奪われることもない。全部の幸せを独り占めにできる最高の選択肢である。
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ここで誰かの思惑に乗って頷くのは風見への裏切りだ。 全部の誓いを立てて彼に尽くすと決めたはずなのに、裏切るなんてできるはずがない。
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この白が汚れるとすればそれは全て彼のためだ。 そのためならどのような不名誉も誹りも怖くはない。
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元より自分の身は彼のために捧げると決めていたのだ。こんなところで誰かの横やりでこの純白の想いを汚されることだけは嫌だった。
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裏で綿密に仕組まれた謀はたった一つ、恋心のために負けるのだ。「お断り、致します……!」 歯を噛みしめるようにそう言った瞬間、礼拝堂は一気にどよめいた。
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風見が断ることはあっても彼女が首を振るなんてことは誰一人として想定していなかった。あってはいけないものと常識のように思い込んでいた。 そのどよめきがヤジに変わるよりも早く、クロエはキッと観覧席に視線を向けると涙を瞳にたたえながら声を上げた。「わたしはっ、私は風見様が好きですっ。誰よりも、どんな相手にも負けないくらいに彼のことを愛しています! けれどそれならばなおのこと、誰かの思惑でこの想いが、風見様の気持ちが汚されることは許せませんっ! 無論、ここにいる方の多くは祝福する気持ちでいて下さったかと思います。けれどそれ以外の方がいるのもまた事実です。私のこの白は風見様に捧げたもの。そのようなものに汚されるのは許せません。この意志だけは、命に代えることとなっても私は守りますっ!」 例えそれが風見からの告白の言葉の形をした思惑であろうと答えは変わらない。 クロエは涙と共にその心の全てを吐き、どよめきを鎮めた。誰もそこに異論は唱えない。彼女の気迫に押され、誰しもが言葉を失っていた。「……クロエ」 ただ、彼女の背にいた風見だけはその気迫に押されていなかった。http://www.airjordan.equi-connection.com それが自分の選んだ道である。 本当に不思議なものだ。想えば想うほどに幸せを得るのが難しくなってしまう。ナイキ ジョーダン ――けれど、自分の中の答えは決まっていた。「かざみさま、ごめんなさい……」「クロエ……?」 涙を飲み、彼に一言を返したクロエは意を決した。
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この胸に飛び込み、たった二文字を呟くだけで手に入る幸せをみすみす逃す手なんてない。(けれど……)
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自分の中の悪魔はこのまま流されてしまえばいいじゃないかと肩を押していた。 目の前では心配そうに視線をくれる風見がいる。
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